今回は「都道府県巾着」シリーズ第16弾、【石川県巾着】の作り方をご紹介します。
能登半島から金沢まで、縦にスラリと伸びた特徴的な地形の石川県。
そのシルエットをそのまま巾着に落とし込んだら、ちょっと個性的で使いやすい「縦長スリム」なデザインになりました。
細長い分、バッグの中でもかさばらずスマートに収まりますよ♪
【石川県巾着の評価】ひっくり返しやすさ・収納力・県認識力〜なぜこれを巾着にしてしまったのか〜
石川県。縦にスラリと伸びた能登半島を擁し、金沢の風情、伝統工芸、海の幸…と魅力はたっぷり。
そんな石川県を「巾着にしよう」と思いついてしまったのが運の尽き。予想通り、いや、予想以上に“クセ強”でした。
ひっくり返しやすさ:★☆☆☆☆(シリーズ屈指の難易度)
作る前から薄々気づいていたんです。「これは…返しづらいぞ」と。
でもやってみたら、やっぱりダメだった。能登半島以南のくびれが思った以上にタイトで、縫い代がつっかえて進まない。
収納力:★☆☆☆☆(もはや哲学)
何が入るの?って聞かれたら、こっちが聞きたい。筆?無理。お菓子?崩れる。
でもね、不便って、ちょっと愛おしい。
パッと見県認識力:★★★★★(能登の存在感はガチ)
誰が見ても「これは…あの細長いやつでは?」とピンとくるはず。主役級の能登半島。
さらに余裕があれば「能登島」もワンポイントで加えてあげると、“石川県指数”が跳ね上がります。
全体的、「実用性?なにそれ、美味しいの?」という仕上がりですが、愛嬌と地元愛だけはたっぷり詰まった一品です。
石川県巾着に入れるなら、これ。

石川県の形を忠実に再現した結果、入れられるのはほぼ能登半島の部分だけという事実が判明。
湾曲&くびれの影響で、南側のスペースは“形だけの飾り”と化しました。よって、収納対象は「細くて・長くて・能登半島に無理なく収まるもの」に限られます。
🖊 極細ボールペン(能登限定)
→ 書けるかよりも「入るか」が重要。能登を旅する気分でイン。
🧷 つまようじ(箱から出したやつ)
→ 1本ずつ束ねて入れたら高級感すら漂う。
📑 消しゴム(スリムタイプ)
→ 細く削ってから入れる、という荒技も可。
🍬 飴 2粒ほど(キャンディ包み)
→ 石川県推しのお菓子なら採用率UP! 金沢の和三盆飴だとなお良し。3粒入れるとくびれが耐えません。
巾着なのに何も入らない。そこに入れようとする工夫こそが、創造性。
あなたの“細長い愛”で、能登を満たしてあげてください。
南側のスペースには、夢や希望を詰めましょう。
物理的には入らなくても、気持ちは詰められるのが石川県巾着の魅力です(たぶん)。
石川県巾着、“シンプルなのに目を引く”タイプ。
派手な装飾がなくても、形だけで存在感あり。落ち着いた和柄や、金沢らしい金色の刺繍など、布選びやちょっとした飾りでグッと印象が変わります。
縦型巾着の可能性、石川県で発見してみてください!
無料型紙はこちら

下記リンクからA4サイズPDFをダウンロード(100%等倍で印刷)
準備するもの
| 材料 | サイズ・数量 |
|---|---|
| 表布(コットンなど) | たて 30cm × よこ 20cm … 2枚 |
| ひも | 約30cm … 2本 |
道具:ミシン/チャコペン/アイロン/まち針/はさみ/ひも通し
生地のおすすめ
ブロードやシーチングなどの扱いやすい薄手生地がおすすめです。ほつれが気になる場合は、端処理不要な生地やピケなどのほつれ止め液も活用してみてください。
▶参考記事:ジグザグミシン不要!切りっぱなしでも使える生地6選
今回は綿100%の,ブロードを使用しました。
作り方を詳しく解説!
1.型紙を生地に写す

仕上がり線でカットした型紙を表布・裏布それぞれに写し、縫い代をつけます。あき止まり線と開き口の縫い代も書いておいてください。
2.中表にして縫い合わせる

あき止まりから下の仕上がり線をぐるりと一周縫います。細い部分は特にゆっくり丁寧に。
3.縫い代をカットする


先の細い部分やカーブには切り込みを入れて、表に返したときに自然な形になるようにします。
4.表に返して整える

目打ちなどで角や先端を丁寧に整えたら、アイロンで形を整えましょう。
5.スリット部分を縫う

スリットの処理は、基本の巾着袋の作り方をご参考に。
6.口布部分を三つ折りして縫う(ひも通し口)

1cm+2cmで三つ折りし、端から1.5mmのところを縫います。
8.能登島をつける

フェルトなどで能登島の形を切り抜き、七尾湾の間に来るように調整しながら糸を渡します。
9.ひもを通して完成!


左右からひもを通して、ぎゅっと絞れば完成です。
石川県巾着 アレンジアイデア

① 能登島のアップリケを追加
- 「ポツンと島がある」だけで石川県感がぐんと増します。小さくても主張力◎。
② 金箔モチーフで金沢らしさをプラス
- 金の点や曲線を散らすと、「金沢=金箔」のイメージにぴったり。
- ワンポイントで「K」や「兼六園」の葉っぱモチーフを入れても可。
③ 伝統工芸シリーズ
- 赤×青×黄の華やかな九谷配色
- 黒地に赤や金のラインで輪島塗風
まとめ:縦長フォルムで石川気分を持ち歩こう♪
石川県の魅力が、シュッと縦に凝縮されたような巾着が完成しました。ちょっとだけ縫うのにコツがいりますが、完成すると「おおっ!」と声が出るような達成感があります。
金沢の金箔や輪島塗、能登の自然など、思い出や文化をちょこっと詰めて。ぜひ、あなただけの“石川県”を作ってみてくださいね!


