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【無料型紙】鳥取県巾着の作り方

型紙・作り方
areu

「アルー(areu)」です。ハンドメイド作家としての活動歴は10年以上。こどもが生まれたのをきっかけに洋服作りを始め、現在では親子で楽しめるお揃いの服や、初心者向けのソーイング教室、ワークショップを開催しています。

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都道府県の形をそのまま巾着にしていくシリーズ第25弾!今回は日本で一番人口がミニマム、だけど愛着はマキシマムな “鳥取県” を巾着にする方法をご紹介します。

鳥取県といえば、なんといってもあの「東西にびよーん」と伸びたシルエット。 「砂丘しかない」なんて自虐が聞こえてくることもありますが、巾着にしてみたら驚きの実用性?が爆誕しました。

型紙はA4サイズで用意しましたので、二十世紀梨でも食べながら気楽に挑戦してみてくださいね。

鳥取県巾着のひっくり返しやすさ・収納力・県認識力

鳥取県は全体が横長で、外周がなだらかなカーブ多め。
「ギュッと細い半島」みたいな難所が一箇所だけなので、縫い代カットと切り込みを丁寧にすれば、かなり素直に県の形が出てくれます。

ひっくり返しやすさ:★★★★☆

鳥取県巾着は、都道府県巾着シリーズの中ではかなり返しやすい部類です。
ただし油断すると引っかかるのが、弓ヶ浜半島の出っ張り

ここだけ、形が細くて先が尖りやすいので、返すときに「詰まるポイント」になりやすいです。

でも逆に言うと、弓ヶ浜半島さえひっくり返せれば、あとはイージー。
本体側はカーブがなだらかで、極端な細さも少ないのでスルッと返ってくれます。

弓ヶ浜半島を攻略するコツはこの3つ。

  • 縫い目を少し細かめ(短め)にする
  • 弓ヶ浜半島まわりの縫い代をしっかり細くカットする
  • 凹み部分には切り込みを丁寧に入れる(返したときのラインがきれいに出ます)

返すときは、指だけで押し出そうとせず、目打ちで少しずつ形を整えるのがおすすめ。
「弓ヶ浜半島だけラスボス、倒したら消化試合」くらいの気持ちでいきましょう。

収納力:★★★☆☆

鳥取県巾着は横に長い形なので、細長いものなら割と入ります。
ペン・細身のはさみ・リップ・スティックのり・鍵など、縦より横に伸びるアイテムと相性が良いタイプです。

ただ、注意したいのは 開き口がそれほど広くない こと。大きめの物や厚みのある物は、入る前に入口でつかえてしまいがちです。

  • 入れやすい:細長い/薄い/小さめの小物
  • 入れにくい:幅がある/厚みがある/角ばったもの

「細長いもの専用のポーチ」くらいに考えると、使い勝手がちょうど良く感じられます。

パッと見県認識力:★★★☆☆

地図が得意な人には通じやすい一方で、ぱっと見だと他県と迷われやすい形でもあります。

県認識力を上げるコツは、色とモチーフの力を借りること。

  • 砂色〜ベージュ系の布(砂丘っぽさ)
  • 梨柄や果物柄(鳥取の梨)
  • ラクダのワンポイント(砂丘のイメージ)

このあたりを入れると「鳥取だ!」の確率がグッと上がります。

鳥取県巾着に入れるなら、これ。

鳥取県巾着は細すぎるほどでもなく、ちゃんと小物入れになります。鳥取っぽさも出るものを選ぶならこんな感じ。

  • ペン・マーカーなどの細長い文具
    横長シルエットと相性抜群。開き口が広くないので、まずは細身が正解です。
  • リップや目薬などのスティック系アイテム
    厚みが少ないので入れやすく、毎日使う小物ポーチとしても便利。
  • 個包装の飴(細いタイプ)
    鳥取っぽさを出すなら、梨味やらっきょう味などのご当地フレーバーもおすすめです。
  • 旅の思い出:砂丘の小さめポストカード
    折れ防止に厚紙を一緒に入れると安心。机にちょこんと置く用途にも向きます。

材料

  • 表布:タテ30cm × ヨコ20cm 程度 2枚
  • 紐:25cm × 2本

※普通地のブロードやシーチングが作りやすいです。ほつれが気になる方は、ほつれ止め液などを塗ってください。
今回使った生地は、綿100%のブロード生地です。

型紙ダウンロード

印刷は 100%(実寸) で設定してください。外側の線が縫い代線、内側の線が仕上がり線です。

作り方は基本記事へ

都道府県巾着シリーズは作り方の基本は共通です。詳しい手順は、以下の記事にまとめています。

▶ 静岡県巾着の作り方(基本手順はこちら)
https://dressmaking.jp/shizuoka-kinchaku/

この記事では、鳥取県巾着をきれいに仕上げるための「注意ポイント」と「おすすめの使い方」を中心に紹介します。

鳥取県巾着をきれいに仕上げる注意ポイント(主に弓ヶ浜半島)

鳥取県巾着でいちばん大事なのはここです。
弓ヶ浜半島さえ通れば、あとはほぼスムーズ。

1)弓ヶ浜半島は「返す前」が勝負

弓ヶ浜半島は細くて先が尖りやすいので、返すときに詰まりやすいポイントです。
縫う前〜縫った直後に意識したいのはこの3つ。

  • 縫い目を少し細かめ(短め)にする
    半島はカーブが急になりやすいので、目が粗いと角がガタつきやすいです。
  • 縫い代は“半島だけ”気持ち細めにカットする
    厚みが詰まりの原因になりがち。できる範囲でスッキリさせると、返しやすさが変わります。
  • 凹み部分は縫い目に向かって切り込みを入れる
    ここを省くと、返したときにラインが丸くなって「鳥取っぽさ」が薄れます。

2)返すときは“弓ヶ浜半島だけ”丁寧に

全体を一気に返そうとせず、弓ヶ浜半島だけを意識して少しずつがおすすめです。

  • 指で無理に引っ張らない
  • 目打ちや細い棒で、先端を少しずつ押し出す
  • 先端が出たら、そこで一度アイロンで整えてから全体を仕上げる

この順番にすると、半島の先がつぶれにくく、県の形がシャキッと出ます。

3)アイロンで「県の輪郭」を作る

返したあとのアイロンは、ただ平らにするだけじゃなく、県の輪郭を作る仕上げ作業です。

  • 弓ヶ浜半島の先端は“つぶさず、尖らせすぎず”
  • くびれや角は、指で形を作ってから押さえる
  • 全体は横長シルエットを意識して整える

ここで一手間入れると、「なんか地形っぽい」から「ちゃんと鳥取県」に近づきます。

まとめ

鳥取県巾着は、都道府県巾着シリーズの中でも 比較的返しやすく、細長い物なら割と入る バランス型です。難所は 弓ヶ浜半島 のみ。ここだけ丁寧に作業すれば、きれいな鳥取県のラインが出てくれます。

「次はどの県を作ろう?」と迷ったら、全都道府県巾着をまとめているページをのぞいてみてください。形のクセや難易度の違いを見比べながら選べるので、次の1個が決めやすくなります。

▶ 47都道府県巾着まとめ
https://dressmaking.jp/47kinchaku-matome/

まずは肩の力を抜いて、好きな布でサッと1つ。作り終わる頃には、鳥取県の形がちょっと好きになっているはずです。

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