「都道府県巾着シリーズ」第5段!今回は 「岩手県の形を活かした巾着」 の作り方をご紹介します♪
岩手県といえば、 わんこそば や 盛岡冷麺、世界遺産にも登録された 平泉(中尊寺・毛越寺) など、食や文化の魅力が満載の県として有名ですよね。また、面積が大きくて自然も豊か!そんな岩手県の形をそのまま巾着にしてみました。作り方はとってもシンプルなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

【岩手県巾着の評価】ひっくり返しやすさ・収納力・県認識力 ~丸くなった岩手~

岩手県といえば、南部鉄器、わんこそば、龍泉洞の名水など、じっくり味わう系の名物が多い県。 しかし、巾着にする際、リアス式海岸の形状はミシンで縫うのに難易度が高すぎるため、省略。その結果、まさかのコロンとした形に。
「え、岩手県ってこんなにシンプルだったっけ?」。 もはや巾着としての使い勝手はいいが、「岩手感」を感じられるかは微妙かもしれない…。
ひっくり返しやすさ:★★★★☆
岩手県巾着、リアス式海岸が省略されたことで、ひっくり返しやすさは向上。
- ゆったりしたフォルムでスムーズにひっくり返せる。
- リアス式海岸のギザギザがないため、余計な引っかかりもなし。
- 角がないぶん、アイロンで整えるのも簡単!
ひっくり返すときは わずかな突起だけはしっかり出すように!
収納力:★★★★★
岩手県巾着、シンプルな丸型に近くなったことで収納力は爆上がり。
- リアス式海岸がなくなり、デッドスペースが減少。
- 細かい突起が少ないため、財布やスマホなどもしっかり入る。
- 普通の巾着と遜色ない使い勝手になってしまった。
「岩手の形を活かした収納」ではなく、「ただの使いやすい巾着」に…?
パッと見県認識力:★★☆☆☆
岩手県の形は、リアス式海岸をなくしたことで、ただの「丸みのある袋」に。
- 「これは岩手県です!」と主張しないと、ただのシンプルな巾着扱い。
- 逆に、南部鉄器やわんこそばの刺繍を入れることで、アイデンティティを確立できるかも?
「南部鉄器のデザインをワンポイントで入れる」など、岩手らしさを足す工夫が必要!
岩手県巾着に入れるなら、これ。
- 南部せんべい(岩手のおやつ部門) 🍘
→ 割れないようにそっと入れよう。 - わんこそば用の箸(ご当地グルメ部門) 🥢
→ 「この巾着、そば専用です」と言い張るのもアリ。 - 岩手の伝統こけし(民芸品部門) 🎎
→ 巾着の中でガタつかず、安定して収納可能! - じゃじゃ麺のタレ(ご当地アピール部門) 🍜
→ 「岩手の味」を手軽に持ち歩くならこれ。 - メガネケース(実用性重視部門) 👓
→ 巾着の形が丸いので、メガネケース代わりにも最適! - 南部鉄器の小物(重量級部門) 🏺
→ 収納力はあるが、重さには気をつけよう。
岩手県巾着、収納力は正義!
- リアス式海岸を省略したことで、収納力は向上!
- 「ただの丸い巾着」にならないための工夫が必須!
- デザイン次第で岩手感を増すのがポイント!
さぁ、 岩手県を持ち歩こう!
無料型紙はこちら
下記のリンクから「岩手県巾着」の型紙をダウンロードして、A4用紙に印刷してください。
準備するもの

- 生地
縦25cm × 横22cm…2枚 - 紐(細〜中太)
約30cm…2本
生地は薄手から中厚地のものがおすすめです。今回は綿ブロード生地を使用しています。
作り方
型紙を生地に写す

- 生地を中表にして重ねます。
- ダウンロードした型紙を生地の上に置き、 地の目線(型紙内の矢印) と生地の縦方向が平行になるように配置します。
- チャコペンで 仕上がり線 を写しましょう。
- 縫い代は、ひも通し口など必要な部分を写すだけでOKです。
- あき止まり位置(ひも通しの入り口になる部分)には印をつけておきましょう。
生地を縫い合わせる

- あき止まりから下の部分を、仕上がり線に沿って縫っていきます。
- 先に裁断するとズレやすいので裁断前に縫い合わせています。
生地をカットする

- 縫い代線で、生地をハサミで裁断しましょう。
- カーブの部分は小さく切り込み を入れておくと、表に返したときに生地がつっぱりにくくなります。
- 細い先端部分は縫い代をやや細めにしておくと、返したときにすっきり仕上がります。
表に返す

- 縫い代を整えながら、生地を表にひっくり返し ます。
- アイロンで形を整えます。型紙と並べて返し漏れがないかチェックしましょう。
スリット部分を縫う

- あき止まり部分をピタッと押さえて、縫い代を内側に折り込む。
- ミシンで端を 端ミシン(0.2~0.3cmくらいのステッチ) するときれいに仕上がります。
詳しくは、以前ご紹介した 基本の巾着袋の作り方 も参考にしてみてくださいね。
ひも通し部分を作る

- 口部分の縫い代を「1cm折り→さらに2cm折り」の 三つ折り にします。
- 折ったところを 縫い代1.5cm ほどの幅でステッチをかけ、ひも通し口が完成!
仕上げ!


最後に、ひもを通せば 岩手県の形をした巾着 が完成です!
- ひもを左右から通して結び、形をキュッと締めてみてください。
アレンジポイント
- 岩手カラーを意識した生地選び
深緑や渋めの和柄生地を使って、落ち着いた雰囲気にしても素敵。 - 刺繍やアップリケで岩手らしさUP
わんこそばのお椀や県章のモチーフをワンポイントにしてみるのもおすすめ。 - 縫い目を短くする(2mm程度)
細かい部分が多い形状なので、細かいステッチにするときれいに仕上がります。
みんなの作品を紹介したい!SNS投稿大歓迎
「都道府県巾着シリーズ」では、作ってくださった方々の作品を X(Twitter)などでご紹介しています。
- 投稿を見つけたら、わたし(areu)のブログやSNSで 引用リツイート や 作品紹介 をしたいと思っています。ぜひお気軽にシェアしてくださいね。
あなたのアイデアが加わった岩手県巾着を見るのを楽しみにしています!
まとめ:岩手県巾着でご当地気分を楽しもう
今回は、北東北の魅力あふれる 岩手県の形を活かした巾着の作り方 をご紹介しました。作ってみたら、ぜひSNSでシェアしてくださいね。
ハンドメイドは自由な発想が一番! 岩手県巾着で、オリジナリティあふれる作品を作ってみてくださいね。みなさんの作品レポートを楽しみにしています♪