都道府県の形をそのまま巾着にしていくシリーズ第23弾!本日は “岐阜県” 巾着の作り方をご紹介します。
岐阜県は、細かなくびれや独特の形がありながらも、比較的ひっくり返しやすいフォルム。北の山々をイメージした装飾をつけたり、飛騨牛やさるぼぼをモチーフにしたり、遊び心たっぷりにアレンジするのも楽しいですよ。
A4サイズで印刷できる型紙をご用意していますので、初めての方でも気軽に挑戦してみてください!
岐阜県巾着のひっくり返しやすさ・収納力・県認識力


岐阜県は、全体を眺めると コマのように中央がくびれた独特のシルエット。
巾着にすると、この“くびれ”がすべての評価を左右します。
ひっくり返しやすさ:★★★☆☆
岐阜県は、山が多くゴツゴツしたラインが多いものの、
最大の難所は 中央のくびれ。
ひっくり返す時にここが狭く、
「ここで布が詰まるんだよな…」という場面がほぼ確実に訪れます。
とはいえ細かい突起が連続している県に比べれば、まだ優しい部類。
慎重に、でも迷わず返せばちゃんと形は出ます。
収納力:★★★☆☆
くびれのせいで、上下のスペースはあるのに
真ん中で一度“ペコ”っと狭くなるクセのある構造。
そのため実質、
上半分と下半分に物を振り分ける感覚で使うと快適。
「見た目より入るけど、真ん中で引っかかる」
そんな“岐阜らしい”使用感です。
パッと見県認識力:★★★★☆
岐阜県は日本地図でも 独特のバランスと形が印象に残りやすい県。
巾着にしてもその個性は健在で、
地図好きはもちろん、そうでなくても「…これ岐阜?」と気づいてくれる程度の強さがあります。
特に上部の“ぽこん”とした飛騨エリアが効いている。
岐阜県巾着に入れるなら、これ。

岐阜の魅力をギュッと詰めこみつつ、ちゃんと“くびれ構造”とも相性がいい選抜メンバーです。
●白川郷・合掌造りのミニキーホルダー
飛騨エリア側に入れるとなぜかしっくり。
巾着の形と一致する瞬間が気持ちいい。
●下呂温泉の入浴剤
くびれでちょっと引っかかるものの、
それを含めて「岐阜の地形と戦ってる感じ」が面白い。
●高山ラーメンのミニストラップ
ラーメンそのものが入らないのは仕方ない。
ストラップならカチッと収まる。
●鵜飼いモチーフのクリップ
使いどころに困る。でもかわいい。
入れてあるだけで“岐阜偏差値”が上がる良チャーム。
材料

- 表布:タテ30cm × ヨコ20cm 程度
- 紐:40cm × 2本
※普通地のブロードやシーチングが作りやすいです。ほつれが気になる方はほつれ止め液などを塗ってください。
今回使った生地はこちら。綿100%のブロード生地です。
型紙ダウンロード

印刷は100%(実寸)で設定してください。
岐阜県巾着の作り方
① 型紙を写す

型紙の仕上がり線を表布に写します。あき止まりと開き口の部分の縫い代も書いておいてください。
② 表布と裏布をそれぞれ縫う

表地2枚を中表に合わせ、あき止まりより下の仕上がり線をぐるりと縫い合わせます。
・細い部分は縫い目を小さめにするときれいに仕上がります。
③縫い代をカットする

開き口は3cm、その他の部分は5mmの縫い代を残してカットします。
突き出した部分は細く、凹んだ部分は縫い目に向かって切り込みを入れてください。
④ 表にひっくり返す

裏布の返し口からゆっくり表に返して、アイロンで形を整えます。
⑤ スリット、紐通し口を作る

あき止まりのスリットと、開き口を縫います。スリットの縫い方は基本の巾着の作り方を参考にしてください。


開き口は1cmと2cmの三つ折りにして縫い代1.5cmで縫います。
⑥ 紐を通して完成


紐を左右からそれぞれ1本ずつ通します。
両端を結んで完成です。
まとめ
岐阜県巾着は、作っていると「あ、ここが県境のあたりだな〜」なんて思えてくる楽しい形です。難しそうに見えますが、基本はただの巾着なので、初心者さんでも気軽にチャレンジできます。
細い部分はちょっとだけ慎重に、角はゆっくり返せばOK。多少ズレてもそれが“味”になるので、あまり気負わず作ってみてください。岐阜県は、大きく崩れにくいバランスのいい形なので、県シリーズの中でも作りやすいほうです。
装飾は、さるぼぼや飛騨牛タグ、白川郷っぽい刺繍など、岐阜らしいモチーフがいろいろ合います。ワンポイントつけるだけでグッと“岐阜県っぽさ”が出るので、好きなものを自由に足してみてください。
まずは肩の力を抜いて、好きな布でサッと1つ作ってみてくださいね。
作り終わる頃には、きっと岐阜県の形がちょっと好きになっています。


