今回は「都道府県巾着シリーズ」第7弾!【山形県巾着】の作り方をご紹介します。
山形県といえば、さくらんぼやラフランス、芋煮などの名物グルメが豊富で、四季折々の美しい風景でも知られています。蔵王の樹氷や、歴史ある立石寺(山寺)などの観光名所も盛りだくさん。そんな山形県の形を活かしたユニークな巾着を作っていきましょう♪
【山形県巾着の評価】ひっくり返しやすさ・収納力・県認識力 ~なだらかな美しさ~

山形県といえば、さくらんぼ、米沢牛、蔵王温泉など、グルメと自然に恵まれた県。
巾着にしても、全体的になだらかな曲線が美しいフォルムを生み出します。
「え、山形県ってこんなに縫いやすいの?」と感じるほど、巾着向きの形状。
しかし、日本海側の微妙な湾曲と、最上川沿いのわずかな凹凸をどう出すかがカギ!
さらに気づいてしまった… 山形県って人の横顔に似てない!?
県の北側が額、庄内地方が鼻、米沢周辺が顎のライン… こう見ると、まるで横顔のシルエット!
これはもう「山形県フェイス巾着」として使うしかない。
ひっくり返しやすさ:★★★★☆
山形県巾着、比較的ひっくり返しやすい部類。
- カーブはあるが、極端な突起が少ないため、スムーズに裏返せる。
- ただし、日本海側のゆるやかなカーブをきれいに出すには、アイロン作業が重要。
- 最上川沿いの微細な凹凸は、気を抜くと完全に埋もれるので注意!
ひっくり返すときは カーブの丸みを意識して、丁寧に整えましょう!
収納力:★★★★☆
山形県巾着は、バランスのとれた収納力!
- 適度な横幅と高さがあり、ほどよく物が入る。
- 極端に細い部分がないため、巾着としての実用性も高い。
収納力とデザインの両立ができる、優秀な巾着!
パッと見県認識力:★★★☆☆
山形県の形は独特ではあるが、巾着にすると 「なんとなく山形っぽい」感が出やすい。
- 庄内地方の広がりを意識すれば、山形県のシルエットが出やすい。
- 「顔に見える」と思い始めると、もう顔にしか見えなくなる。
「さくらんぼ柄の生地や、蔵王の雪景色モチーフを使う」とさらに山形県らしさアップ!
山形県巾着に入れるなら、これ。
- さくらんぼキャンディ(山形名物部門) 🍒
→ 巾着の中にさくらんぼカラーのお菓子を入れると、山形らしさアップ! - 米沢牛の焼肉タレ(ご当地グルメ部門) 🍖
→ 「持ち歩ける米沢牛の味」として、巾着から登場させるとインパクト大。 - 温泉ミニタオル(蔵王温泉部門) ♨️
→ 温泉旅行にピッタリのアイテムを収納! - 最上川の石(自然ロマン部門) 🏞
→ 巾着から取り出すと「えっ!?」ってなるけど、それもまた一興。 - 芋煮スープの素(秋の風物詩部門) 🍲
→ 秋になったらこれを入れて持ち歩きたい!
山形県巾着、収納力とデザインの両立!
- 適度なカーブを意識して、形のバランスを整えよう!
- 収納力があるので、実用性の高い巾着として活躍!
- 「山形らしさ」を加えるなら、さくらんぼや蔵王のモチーフがオススメ!
- 「顔に見えてきたら、もはや顔として愛でるのもアリ!」
さぁ、 山形県を持ち歩こう!
無料型紙はこちら
下記のリンクから【山形県巾着】の型紙をダウンロードできます。
A4用紙に印刷して、切り取ってご使用ください。
準備するもの
材料 | サイズ・数量 |
---|---|
生地(表布) | 縦20cm × 横22cm…2枚 |
紐(細〜中太タイプ) | 約30cm…2本 |
- 生地のおすすめ
綿ブロードやシーチングなど、薄手〜中厚地がおすすめです。トイクロスだと端処理をしなくてもほつれないので楽ちんです。
作り方
ここからは、実際の手順を詳しく解説していきます。基本的な流れは普通の巾着と同じですが、「岩手県の形」を活かしてカーブ縫いを丁寧に行うのがポイントです。
型紙を生地に写す

- 生地を中表(柄が内側になるように)に重ねます。
- ダウンロードした型紙を生地に置き、型紙の矢印(地の目線)と生地の縦方向をしっかり合わせます。
- チャコペンなどで型紙の仕上がり線を写し、あき止まり位置に印をつけてください。
- 縫い代も合わせて書き込んでおくと、後のカットが楽になります。
ワンポイント
上の写真では出来上がり線と紐通し部分の縫い代だけ写しています。
生地を縫い合わせる

- 縫い始めと縫い終わりを返し縫いして、あき止まりから下の仕上がり線を縫います。
- カーブが多い部分はゆっくり進め、こまめに押さえを上げて布を回すと縫いやすいです。
先に裁断せずに仕上がり線を縫う と、生地がズレにくく縫いやすいです。
生地をカットする

- 縫い終わったら、縫い代を残して生地をカットします。
- カーブ部分は、表に返したときにつっぱりにくくするために、小さく切り込みを入れておきましょう。
- 外側に突き出た部分は縫い代を狭めにカットするとスッキリ仕上がります。
表に返す

- 縫い終わった生地を、くるっとひっくり返します。
- 形を整えながらアイロンをかけると、より岩手県のフォルムがしっかり出せます。
- 型紙と重ねてみて、形のチェックをしておくと安心です。
スリット部分を縫う
- あき止まり部分の縫い代を内側に折り込み、端から0.5〜0.7cmほどステッチします。
- 巾着を開いたときに見える部分なので、縫い目はなるべく丁寧に。
詳しい縫い方は基本の巾着の縫い方を参考にしてください♪
このステッチがあると、巾着を使っているうちに生地がほつれるのを防げます。
ひも通し部分を作る

- 口部分の端を1cm折り、さらに2cm折り込む「三つ折り」にします。
- 折り込んだ部分の端から1.5cm程度内側をミシンで縫ってください。
- これで紐を通すスペースができあがります。
仕上げ!


- 口部分から左右それぞれに紐を通し、紐の端を結びます。
- キュッと締めると、山形県の形がしっかり浮き出てとても可愛いですよ♪
アレンジポイント
- 山形県だけに「山形」の生地!
なぜこの柄にしたのか聞かれたら、ドヤ顔で「山形だから!」と言ってあげましょう。
- ご当地モチーフの刺繍・アップリケ
さくらんぼや立石寺の刺繍などをワンポイントで入れるとオリジナリティが出ます。
- 顔にしてみる
目をつければ人の横顔に…!?なるかもしれません。
みんなの作品を紹介したい!SNS投稿大歓迎
「47都道府県巾着シリーズ」では、作ってくださった皆さんの作品をSNSでご紹介しています。
もし完成したら、ぜひ写真を撮ってSNSにアップしてくださいね。ハッシュタグやareuのアカウントをタグ付けしていただけると見つけやすいです♪
まとめ:岩手県巾着でご当地気分を楽しもう
今回は、山形県の形をそのまま活かした巾着の作り方をご紹介しました。
作り方自体は難しくありませんが、形のカーブを意識して丁寧に縫うと、美しいシルエットが仕上がります。さくらんぼや芋煮、立石寺など、山形の魅力を思い浮かべながら作ってみるのも楽しいですよ。
ぜひオリジナル生地やアレンジアイデアを盛り込んで、あなただけの山形県巾着を完成させてみてくださいね!旅行の思い出や、お土産入れとしてもピッタリですよ♪
それでは、ハンドメイドを思い切り楽しんでくださいね♪