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【無料型紙】東京都巾着の作り方

型紙・作り方
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「アルー(areu)」です。ハンドメイド作家としての活動歴は10年以上。こどもが生まれたのをきっかけに洋服作りを始め、現在では親子で楽しめるお揃いの服や、初心者向けのソーイング教室、ワークショップを開催しています。

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こんにちは、アルー(areu)です!

今回は「都道府県巾着」シリーズの第12弾、【東京都巾着】の作り方をご紹介します。

東京といえば、スカイツリー、浅草、渋谷、新宿、そして小笠原諸島まである多様性あふれる都市ですよね。そんな東京を、巾着でポケットに収めてみませんか?今回は東京都のユニークな形を可愛い巾着に落とし込んでみました。ぜひ一緒に作ってみましょう!

【東京都巾着の評価】ひっくり返しやすさ・収納力・県認識力 ~島の主張がすごい~

東京都といえば、スカイツリー、浅草、渋谷のスクランブル交差点。 でも巾着にすると…その形、思った以上にフリーダム。

なぜなら、「島」が多すぎる! 伊豆諸島、小笠原諸島…そう、東京都には本土と全く別の場所に存在する11の島々があるのです。

これらを一つの巾着にまとめようとすると、すごいことになります。

ひっくり返しやすさ:★★★☆☆

  • 島部分の再現がとにかく細かい。 特に大島や八丈島などは「本体」とは独立して付け足す形になる。
  • 本土部分は比較的ひっくり返しやすく、縫いやすい。
  • 「もう島はヒモにチャームでよくない?」と誰もが一度は思う。そして実際そうした。

結果:本土→余裕、島→手間。でも作りきると達成感MAX。

収納力:★★★☆☆

  • 本土部分だけならしっかり収納できるが、島々は実質オブジェ。
  • 無理に収納ポケット化すると超ミニサイズになるため、鑑賞用を推奨。
  • 今回は大きい順に3島だけをチャームとして再現しました。

都心エリアが収納ゾーン。島は飾り。そう割り切ればOK。

パッと見県認識力:★★★☆☆

  • 本土部分だけでは「どこ?」と思われがち。
  • 島をしっかり付けると「えっこれ東京だったの!?」というリアクションが得られる。
  • 今回は大島・三宅島・八丈島の3島だけをチャームにして再現。

物足りない方は、ぜひご自身で残りの島を増やしてみてください!

東京都巾着に入れるなら、これ。

  1. 東京ばな奈(定番土産) 🍌
     → 本土にぴったりサイズ…と言いたいところだけど、ちょっと細長め。型紙は2倍に拡大コピーして作ると収まりがよくなります。
  2. PASMO(鉄道系小物) 🚆
     → 都会のアイテムをあえて巾着に入れる贅沢さ。ただし細長さがネックなので、こちらも拡大コピーで対応を。
  3. 島レモンのキャンディ(伊豆諸島コラボ) 🍋
     → 各島ごとに1個ずつ仕込んでも楽しい。
  4. スカイツリーのピンバッジ(観光アイテム) 🗼
     → ヒモにチャームとしてつけるのもアリ。
  5. 小笠原の塩(調味料枠) 🧂
     → ミニボトルで入れて、「え、東京産なの!?」を狙う。

東京都巾着、実は一番ギャップが面白い。

  • 本土と島をどうつなげるかで個性が出る巾着。
  • 「東京=都会」のイメージに、まさかの“離島たっぷり巾着”でゆさぶりをかけられる。
  • 作りごたえはあるけど、そのぶん完成度も高まる作品。

さぁ、東京都を持ち歩こう!

無料型紙はこちら

下記リンクから【東京都巾着】の型紙をダウンロードできます(A4サイズ)。印刷後、カットしてご利用ください。

準備するもの

  • 生地(薄手~中厚地)25cm×25cm…2枚
  • 紐(中太)約40cm…2本、約30cm…1本
  • 持ち手のタブ用布(リボンなどでも可)…巾1cm×3cm

生地のおすすめ

初心者さんには綿ブロードやシーチングが使いやすくておすすめです。

今回使用している生地はこちらの綿100%ブロード生地です。ほつれが気になる場合はほつれ止め液などを使用してください、

作り方を詳しく解説!

型紙を生地に写す

生地を中表に合わせ、型紙の仕上がり線を写します。縫い代は開口部分だけで構いません。あき止まりの印も忘れずに。

タブと島用の紐を縫い付ける

持ち手用のタブは半分におっておきます。

持ち手を付ける用のタブと、島をぶら下げるための紐を図の部分に仮縫いします。

生地を縫い合わせる

あき止まりより下を縫っていきます。カーブがある部分は小さめの運針がおすすめ。

島は後で紐を通すため、下画像の赤い部分は縫わないでおいてください

生地をカットする

縫い代を残してカット。くびれ部分は縫い代を細めに、内側カーブには切れ込みを。

表に返して形を整える

アイロンでしっかり整えます。湾岸のくびれが出るように優しく整形します。

上部のスリットを縫う

コの字に縫ってスリットを作ります(※基本の巾着作り方リンク参照)。

紐通し部分を仕上げる

1cm→2cmの三つ折りをして、端から1.5cmのところをぐるっと縫います。

島に紐を通す

縫わずに開けておいた部分に紐を通していきます。

大島→三宅島→八丈島の順に通していきましょう。

紐を通したら位置を調節し、周りにステッチを掛けます。

持ち手の紐を通す

持ちてタブに紐を通します。

開き口に紐を通して完成!

開き口にも両サイドから紐を通して…完成!お疲れさまでした!

まとめ:東京都巾着で“都会と下町”をポケットに

東京の形って、地図で見ると意外と面白いんです。今回は持ち手を付けたので軽やかに持ち歩いてくださいね♪離島はないけど、ぎゅっと詰まった魅力は健在!

次回の都道府県巾着シリーズもお楽しみに!

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