雨が続くと、なんとなく気分もどんより…そんな時、窓辺にちょこんと吊るされた“てるてる坊主”が目に入ると、なんだか心がふっと軽くなります。
今回は、そんなてるてる坊主をモチーフにした、かわいい巾着袋の作り方をご紹介します。頭の部分が巾着になっていて、紐をキュッと絞れば、表情ゆたかなてるてる坊主に早変わり♪
ちょっとしたおやつや手紙を入れたり、梅雨の時期のインテリアとして吊るしたりと、使い方はいろいろ。初心者さんでも楽しめるよう、無料型紙と詳しい写真付きで解説していますので、ぜひチャレンジしてみてください☀️
材料

材料 | サイズの目安 | 備考 |
---|---|---|
表布(本体) | 25cm × 25cm …1枚 20cm × 20cm …2枚 | 白い布(ブロード・シーチングなど) |
顔パーツ布 | 小さなはぎれ | 黒・赤など(フェルトOK) |
紐 | 約40cm × 2本 | くるっと結べる長さ |
型紙ダウンロード

仕上がりサイズは、縦21cm横17cmです。A4サイズで印刷してください。
作り方
① 型紙を使って裁断する


- 顔用布生地を2枚、体用生地を1枚裁断します。
- 体用生地は25cm×25cmの正方形に裁断し、穴の型紙を使って中央をくり抜いてください。
- 顔パーツも同時に準備しておく(フェルトで作っても、刺しゅうでもOK!)
裁断後、必要があれば顔の生地に端処理をしておいてください。
② 顔をつける

・前面パーツに顔を縫い付けるか、刺しゅうする。
・布用のボンドで貼り付けてもOKです。
※この段階で付けておくと縫いやすいです!

③体部分を作る

体用生地の端を5mmの三つ折りにし、縫う。


- 型紙の点線部分で半分に折り、穴の周りを5mm幅でぐし縫いする。
- ぐし縫いの糸端を引っ張りギャザーを寄せる。体付け位置の幅まで縮めてください。
④体を顔に縫い付ける

- 顔用生地の体つけ位置に、体のギャザーを寄せた箇所を縫い代5mmで仮縫いする。

体の布端は広がらないようにまとめてください。
⑤顔を縫う

・顔用生地を中表に合わせ、あき止まりより下を縫い代1cmで縫い合わせます。

カーブ部分には切り込みを入れると綺麗にひっくり返せます。(ジグザグ縫いやロックミシンをかけた場合は切らないでください)
⑥表に返す

・顔を表に返してアイロンで形を整えます。
⑦スリットを縫う

- あき口部分のスリットを縫います。
詳しい縫い方は基本の巾着の作り方を参照してください。
⑧紐通し口を作り、紐を通す

- 1cm、2cmの三つ折りにして縫い代1.5cmで縫います。
- 紐を2本通して完成です♪


アレンジアイデア色々♪

- 顔の表情を変えると、いろんな“てるてる坊主”が作れます♪
- 白だけじゃなく、パステルカラーの布で作ってもかわいい!
- 紐の先にビーズや鈴をつけても◎
まとめ
てるてる坊主巾着は、見た目のかわいさだけでなく、「晴れますように」の願いをこめて作れる、心あたたまるハンドメイドアイテムです。
今回ご紹介したように、
・表情を変えていろんなキャラクターを楽しんだり
・パステルカラーの布で季節感を演出したり
・紐先にビーズをつけてアレンジしたり
ちょっとした工夫で、世界に一つだけのオリジナルてるてる坊主巾着が完成します♪
親子で一緒に作ってもよし、お友達へのプレゼントにしても喜ばれます。お子さんのバッグや傘袋につければ、梅雨の登園・登校もパッと明るくなるかもしれません☀️
ぜひ、お気に入りの布と紐を使って、あなただけのてるてる坊主を作ってみてくださいね。作って楽しい、飾ってかわいい、実用性もある――そんなてるてる坊主巾着が、あなたやお子さんの毎日にちょっとした「晴れ」を届けてくれますように。